【2022年最新ランキング】大阪の方におすすめの新型出生前診断(NIPT)クリニックを厳選紹介

新型出生前診断を受診するクリニック選びのポイントとは?

公開日:2022/07/15  最終更新日:2022/05/20


新型出生前診断とは妊婦さんの血液から赤ちゃんの染色体を調べられるものです。検査を受けたいけど気をつけることはあるのか、クリニックはどう選べばよいかあらかじめ知っておきたいですよね。新型出生前診断のメリット・デメリットにくわえ、クリニックを選ぶときに知っておきたいポイントを説明していきます。

新型出生前診断を受診するメリット

新型出生前診断によるメリットはどんなものがあるのでしょうか。

赤ちゃんの先天異常を調べられる

赤ちゃんの染色体に異常がないかを調べられます。発見できる疾患は一般的にダウン症、パトー症候群、エドワーズ症候群で、なかには全染色体の状態や微小欠失症候群の有無を調べられる医療機関も。ダウン症やパトー症候群、エドワーズ症候群については、35歳を超えた妊婦さんの陽性率が高まります。

母子へのリスクが少ない

検査に必要なのは10mlほどの、妊婦さんの血液のみです。従来の出生前診断とはちがいお腹に針を刺さないため、流産などのリスクにつながりにくいメリットがあります。

精度が高い

同じくリスクの少ない検査として超音波検査や母体血清マーカー検査がありますが、精度は80〜85%ほどとされています。一方、新型出生前診断の精度は99%ほどと高く、かなり信頼できる検査方法なのです。

赤ちゃんの状態を事前に知り準備ができる

早くて妊娠9週目、遅くても妊娠10週目から検査が受けられるため早い段階で赤ちゃんの状態を知ることができます。もし陽性となった場合は今後について決めていかなければなりません。結果に対して不安を抱えてしまいますが、信頼できる医師やカウンセラーの協力のもと、赤ちゃんを万全の体制で迎えることができるのです。

検査に時間がかからない

検査にかかるのは採血の時間だけです。妊娠初期は悪阻に悩まされる場合も多いため、体調や都合にあわせて短時間で検査できるのは安心ですね。

新型出生前診断を受診するデメリット

前述したように診断するメリットは多いですがデメリットもあります。デメリットもあわせて理解したうえで検査を受けることをおすすめします。

費用が高い

検査は保険が適応されないため、自費診療となり高額の費用がかかります。一般的には20万円ほどの費用が必要とされています。

35歳以下の妊婦さんは陽性的中率が下がる

精度が高いことに間違いありませんが、妊婦さんの年齢によって陽性的中率は異なってきてしまいます。そもそも新型出生前診断は35歳以上の妊婦さんに向けた診断であるため、年齢の若い妊婦さんが検査を受けても的中率は低くなってしまうのです。

検査に制限のある医療機関もある

医療機関によっては、妊婦さんが35歳以上・夫婦同伴の必要・過去に流産した経験がある・過去に染色体疾患をもった子どもを産んだなどの条件に当てはまらなければ検査できない場合もあります。しかし特に条件を設けていない医療機関もあるため、大きなデメリットとはならないでしょう。

偽陰性となる可能性もゼロではない

精度は99.9%といわれており信頼度の高い検査ですが、100%信じ切れるわけでもありません。残り0.1%の確率で本当は陽性のはずが陰性と出る可能性があることも忘れてはいけません。

染色体疾患以外の先天性疾患を調べられない

先天性疾患をすべて発見できるわけではなく、なかでも染色体疾患しか調べられないのが新型出生前診断です。ある程度妊娠がすすんでから超音波検査などを受けないと、ほかの異常については判明しないのです。

命の選別につながってしまう

出生前診断がはじまった1970年代ごろから長く議論されている倫理問題ですが、早い段階で赤ちゃんの先天異常を知ることは、命の選別につながりかねません。実際に赤ちゃんの先天異常が確定した妊婦さんのうち、中絶を選択している妊婦さんは約8割ともいわれています。検査を受ける場合は、受けたあとのこともしっかり考えておくことが重要です。

新型出生前診断を受診するクリニック選びのポイント

検査を受けたいと考えてもどんなクリニックを選べばよいのか悩んでしまいますよね。適切なクリニックに出会えるよう、クリニック選びのポイントを抑えておきましょう。

検査前の遺伝カウンセリングの有無

医療機関により、検査前に遺伝カウンセリングを行ってくれる認定遺伝カウンセラーが在籍しているところもあります。認定遺伝カウンセラーは遺伝学疾患における医学的な情報や社会的な支援体制、倫理問題、心理的な対応などさまざまな視点で夫婦を支援するプロです。新型出生前診断に不安を感じる人、特徴をもっと理解したい人は検査前のカウンセリングを実施しているクリニックを選ぶとよいでしょう。

陽性だったときに羊水検査などサポートの有無

クリニックによって染色体異常が確認されたあとの対応はかなり異なってきます。もしものことを考えて陽性時のサポートが充実しているクリニックを選ぶとよいでしょう。具体的には羊水検査の実施や費用を負担してくれるかどうか、中絶手術を扱っているか、カウンセリングが受けられるかどうかが異なってきます。

認可施設と認可外施設のどちらが自分にあうか

決して認可外施設が信頼できないわけでなくそれぞれに特徴があるため、自身の置かれた状況にあわせて選ぶことが大切です。認可施設は専門知識や高度な技術をもっていて、認定遺伝カウンセラーの在籍があるのが大きな特徴です。

しかし妊婦さんが35歳以上であることや過去の出産歴など、定められた条件に該当する必要があります。認可外施設では35歳未満の妊婦さんでも新型出生前診断を受け付けている場合が多いです。また自分で直接検査の予約ができ、医師の紹介状がなくても診断が受けられます。

 

新型出生前診断を受けると決めたら、どんな特徴があるのかきちんと理解したうえで検査に臨む必要があります。検査後のもしものことを考えて、カウンセリングやサポートの充実しているクリニックを選ぶとよいでしょう。

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