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妊娠中は「葉酸」が必要?葉酸の役割と障害のリスクについて

公開日:2023/01/15  最終更新日:2022/11/16


成長のために必要な葉酸は、妊娠初期に妊婦さんが積極的に摂取しておきたい栄養素です。細胞分裂や増殖のために必要な栄養が不足すると、障害のリスクが高くなるかもしれません。そのために葉酸の摂取と適切な食事を心がけましょう。胎児に栄養を届けるのは妊婦さんしかできないので、食事内容は大切です。

葉酸の役割とは

成長に必要な栄養素のひとつです。緑黄色野菜に多く含まれています。1日の野菜の摂取量が年々減少しているといわれているので、積極的に摂取しましょう。ただし、適正量を摂取すれば問題ありません。

緑黄色野菜に多く含まれている

核酸やタンパク質の合成に必要な栄養素です。細胞分裂や増殖に必要なので、摂取量が少ないと成長のスピードが鈍化する恐れがあります。葉酸は緑黄色野菜に多く含まれているので積極的に摂取しましょう。たとえば、カボチャ、アボカド、コーン、ピーマン、ニンジンなどです。また、マンゴーなどの果物にも多く含まれています。

葉酸不足で神経管閉鎖障害になりやすいってホント?

栄養面以外にも、環境と遺伝が原因となっているケースがあります。

栄養が原因となっている場合

妊娠初期に葉酸の摂取量が不足するとリスクが高くなります。また、ビタミンAをたくさんとりすぎることもリスクになります。また、葉酸に意識を向けることは大切ですが、自分で食事をとれない胎児は、妊婦さんが食べたもので栄養を摂取しているので、葉酸ばかりを意識しないようにしましょう。それ以外の食事内容が適当ではいけません。とくに、体によくないものを口に入れないようにしましょう。食品添加物や砂糖などを意識的に避けるとともに、食事量も適切にします。

便利な世の中なので、完全に食品添加物や保存料が含まれていない食事をとるのは難しいですが、あえて自分から摂取しないことを心がけてください。それと同様に、インスタント食品、冷たすぎる飲み物や食べ物、お菓子、ジャンクフード、アルコール飲料、ジュースなどは避けるようにします。これらの食べ物には中毒性があるので、再び体が食べたいと欲しますが、お腹の中にいる胎児のために食べるのを控えるようにしてください。

環境が原因となっている場合

糖尿病や高度肥満もリスクになります。妊婦さんの体重が増えすぎると、医師から忠告されるのはリスクを減らすためでもあります。体重管理は、妊娠中だけ気を付けておくべきことではありません。糖尿病や肥満は子どもに遺伝しやすいといわれています。これは、親と同じ食事を子どもは口にすることが多いからです。

親がジャンクフードを食べていれば、子どももジャンクフードを食べるようになります。子どもにはいつまでも健康でいてほしいと思うのが親心なので、適切な食事を食べるようにしてください。そして、これから生まれてくる子どものために、適正体重になれるように減量を始めましょう。減量が成功すると、糖尿病の症状が改善する可能性があります。

遺伝が原因となっている場合

過去に出産を経験した妊婦さんのなかで、神経管閉鎖障害の胎児を出産した経験があれば、再発率が1.5~3%あります。そのため、妊娠初期の頃に検査を受診することをおすすめします。

神経管閉鎖障害は出生前診断で分かることがある

出生前診断で検査可能です。

エコー検査

画像を見て胎児の成長状況に異常がないか確認します。見た目で確認できる変化があれば、診断できる可能性があります。

母体血清マーカー検査

トリソミー21とトリソミー18を検査できます。妊婦さんの血液を20ml採取するだけで検査は終了です。検査の精度は99%と高く、検査結果が陰性であれば問題ないといわれています。しかし確定検査ではありません。そのため診断を受けたい場合は、確定検査を受診する必要があります。検査結果が陽性であれば、確定検査の羊水検査や絨毛検査を受ける妊婦さんがいます。

また、遺伝が原因となっている場合や出産時の年齢が35歳以上の妊婦さんは、大学病院などの大きい病院で検査を受診できます。遺伝カウンセラーが心理面と社会面の両方をケアしてくれるので、安心して検査を受診できます。

神経管閉鎖障害の予防方法

食事量を適切に保ち、バランスよく食べましょう。

食事でリスクを50~70%減らせる

葉酸を摂取することで、リスクを50~70%減らせることが分かっています。適正量の摂取を心がけましょう。また、サプリメントや手軽に摂取できる飲み物も販売されています。大事なことは、そのときだけではなく、継続して摂取することです。自分が苦痛を感じることなく続けやすい取り組みを選択してください。最近では、乳製品に成分が入ったオイルを数滴垂らして摂取する方法もインターネットで紹介されています。自分に合うものを選択しましょう。

まとめ

食事、環境、遺伝が原因で神経管閉鎖障害になりやすいといわれています。食事や環境は自分で意識して取り組むことにより改善できるので、胎児の成長を促進するためにも食事内容を適切にしましょう。また、毎日継続することが必要です。そのため、食事だけではなく、サプリメントや飲み物なども活用して、手軽に継続しやすい葉酸の摂取を心がけましょう。最近は、妊婦さんを対象にしたコラムなどで葉酸について紹介されているので、そちらも参考にしてください。

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